平和紙業のSDGsへの取り組みについて
平和紙業は、以下のような考えのもと、社業である紙の販売を通じて、持続可能な社会の実現に貢献すべく、SDGsの目標に向けて取り組んでまいります。
木は成長する過程で二酸化炭素を吸収し、温室効果ガス削減に寄与しています。
吸収された二酸化炭素は木の体内に固定化され、その繊維は紙の原料になります。
紙は自然の恵みを効率的に利用すると同時に、地球環境と寄り添いながら作られています。
紙は、私たちのもとで使われ、その後は古紙として回収され、再び紙に戻ります。
つまり紙はサステナブル(持続可能)であると同時に循環型素材だということができます。
また、焼却されても、カーボンニュートラルの考え方から、二酸化炭素の増加にはつながりませんし、自然界に放置されても、いずれ分解し土へと戻ります。
紙はまさしく環境に配慮した素材ということができます。
今、地球環境に対する警鐘が鳴らされています。地球温暖化に伴う気候変動や、水や資源の濫用、廃棄物や化学物質による汚染、マイクロプラスチックによる海洋汚染など、深刻な状況になりつつあります。
こうした中、紙を効果的に使うことは、温暖化や、廃棄物、マイクロプラスチックによる海洋汚染などの諸問題に対する一助となるものと考えています。

1.「紙」という持続可能な素材を社会に提供します。
4.7
12.5, 12.7, 12.8
14.2
15.1, 15.2
- 森林認証紙(FSC®、PEFC)の販売活動を通じて森林認証制度の啓発活動を行います。
- 森林認証紙、再生紙、非木材紙、間伐材紙、グリーン電力活用紙、カーボンオフセットを活用した紙、グリーン購入法対応紙などの環境に配慮した紙の販売を通して、社会に貢献します。
- 環境に配慮した紙の可能性を企業、団体、デザイナー、学生などに向け発信していきます。
2.脱プラスチックを視野に入れた機能素材を積極的に市場展開します。
12.4, 12.5
14.2
15.1
- 生態系に配慮した環境素材を研究開発し、紙にできる可能性を具体的な商品に出来る限り反映していきます。
3.事業運営に関わる、エネルギー使用の効率化をはかります。
12.4
13.3
- 環境面でのコンプライアンスを徹底していきます。
- 物流の無駄をなくし、CO2排出量削減を視野に入れた物流の効率化を行っていきます。
- 社内業務の効率化をはかり、省資源・省エネルギーを推進しCO2排出量削減に貢献します。
4.環境に配慮した物品購入、公正な調達を行います。
12.4, 12.5, 12.7
- 社内備品の調達に関しては、極力環境負荷の少ない物品を購入します。
- 事業運営における調達は、関連法規制を順守し、公正な取引のもとで、環境負荷の少ない物品を購入します。
5.誰もが働きやすい職場を作り、ワーク・ライフ・バランスの向上を目指します。
5.1, 5.5, 5.c
8.5
- 誰もが働きがいのある職場環境、家事・育児と仕事を両立させる職場環境を整備します。
- 女性の人材活用を積極的に行い、女性管理職の登用を増やします。
6.学びの機会を増やし、スキルアップを促します。
4.7
12.8
- 社員のスキル向上に重点をおいた教育を実施します。
- 社員の自己啓発の機会を増やしていきます。
- 身に着けたスキルを最大限活用し、顧客満足度の向上に活かします。
7.社会貢献を視野に入れたESG投資を行っていきます。
9.b
17.17
- 投資においては、環境問題や国際協力等、社会貢献に取り組む先への投資を優先的に進めていきます。
8.国内外で様々なパートナーシップの輪を広げていきます。
17.17
- 国内外の製紙メーカーをはじめ、関連企業、業界団体、デザイン団体、環境団体など幅広いネットワークとともに、パートナーシップの輪を広げていきます。
- 輸出入に関しては関連法規制を順守し、公正な取引を行っていきます。