紙知識

印刷物ができるまで

企画からはじまる商業印刷物

一般的な商業印刷物は、まず企画会議からはじまります。
目的・役割・ターゲットの整理・利用するシーン・発行数など、様々な観点からコンセプト・企画を練り上げて、あわせて予算やスケジュールを組み立てていきます。
デザインコンセプトと予算が決まると、制作する印刷物にはどのような「紙」がふさわしいか、どの紙が表現を高め、訴求力を与えるか紙選びの検討が行われます。
印刷原稿やレイアウトなどが決まれば、校正を行い、校了すれば製版です。
製版が済みいよいよ印刷のパートとなります。
印刷校正は、色・文字などが想定通りに再現されているか、紙と相性よく表現されているかなどを見る重要なパートです。
印刷校正が終われば本刷りと呼ばれる印刷です。
その後、製本されて、本やパンフレットなどができるのです。

本やパンフレットの制作工程

本やパンフレットの制作工程